Absolute Pitch @shima

短歌のおはなし。

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んー。どうだろう

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文芸におけるアレルゲン
世の中に牡蠣フライが食えない人というのがありますが
文芸においても、人がアレルギーを示すものというのは
それぞれ違うんでしょうね。
イケてる作家がたまたま牡蠣アレルギーだからって
牡蠣フライを食えない作家がすべてイケてるか?

ミラン・クンデラの小説論が集英社から出ていて
先月の終わりぐらいから読んでいます。

世界文学とかいう章のなかに
60年代後半か70年代はじめのころ、フランスへ亡命した当初
フランスの文学者とクンデラが会話を交わすエピソードがあって
チェコ出身のクンデラがキッチュな会話にアレルギーを起こして卑俗な内容の返答をしたら
卑俗な会話にアレルギーを起こしたフランス人文学者から
「そんな話は面白くないよ」と冷たく言われたそうです。

そういうことは異文化が交わるところには必ず発生するわけで 。

文学史や短歌史が本来時間的空間的に本来一列である
という概念を前提にした発言には
「いや、だからー」と言わざるを得ません。
文学や文化の潮流というのは
複数列のあっちがこっちに飛び、
こっちがあっちに繋がっていくというのが、
わたしの把握の仕方です。

いや、アレルゲンの話でしたね。

イワシなど青い魚で湿疹が出る人がいるように
ある作品で痒さを感じる人がもしかしたらいるかもしれません。
それはその作品の質が悪いからということではなく
たまたまその人がイワシのアレルゲンに対して過敏な体質だったということだけです。
そこでイワシであることをやめてしまうのは
あまりにも軟弱なイワシではないでしょうか。


ちなみにわたしは寒さアレルギーでもあります。
温度差に非常に過敏で、寒い空気に触れるとしばらく
くしゃみ、鼻水、頭痛がします。
酷いときには寝込みます。
「いやだからそこは反応すべきところじゃないんですよ。
「おかしいですよ、そんなところに反応するのは。
と、寒さアレルギーを知らない人は言うかもしれない。

何が悪いとかそういうんじゃなくって
アレルギーはアレルギーでしかないという話でした。
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