Absolute Pitch @shima

短歌のおはなし。

もしかしたら暫定サイト?
んー。どうだろう

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必要な本
結局、世の中には
自分に必要な本と、それほど必要でもない本
の2種類の本しかなくって
たくさんの人が必要だと思えば、
それが面白かろうがつまらなかろうが
20年このかた頁を開かれたことがなかろうが
「いつか開くこともあろう」という幻想とともに、
たくさんの人のお宅の本棚の片隅に無事
おかれっちまうことになるんでしょうね。

たとえばー、わたしが10年前に買った岩波の国語辞典。
名詞など、活用しない品詞の旧仮名遣いが書かれていないので
(角川新国語辞典には書いてある)
8年前からほとんど使用せずにいるのですが
だからといって捨てるわけではありませんので、
本棚のけっこう偉そうな位置を占めております。
捨ててもいいんですけどね。
4センチほどあきが出来るんだから。

いわゆる入門書もそうですね。
これまで入門書と呼ばれるもので、最後まで読み終えたものはないです。
特に文芸関係の入門書の場合
素人作品が添削されていくビフォア&アフターが読みづらくって
どうしてもすっ飛ばしてしまうんですね。
そうすると、全体の1/2から1/3を読まずに終わってしまうことになる。
それなのにどうして入門書って、自分には最後まで
読み通す力がないことがわかっていながら
買っちまうんでしょうか。こわいですね、入門書。

あと、エッセー本も一度で終わりですね。
これはひとつの本を繰り返し読むより、つぎからつぎへと
似たような内容の新刊本が出るので、それを買う人が多いんでしょうかね。
このごろは他に読むべきものがあるような気がして
エッセー風の本にはなるべく近づかないようにしています。

それなのに…
池内紀さんの旅もの。

はまっています。

たぶん池内さんのエッセーのなかの
何かが、わたしにとって必要なのでしょうね。
| absolutepitch | そのほか | 14:09 | comments(9) | trackbacks(0) |
で、「華氏911」をやっと観てきましたんですが
ご存知、カンヌ映画祭で最高賞を取ったマイケル・ムーアのドキュメンタリーで
ヘラルドのオフィシャルページなんかぐぐるんじゃありませんよ。時間の無駄です。
町山智浩さんのはてなダイアリー、6月25日7月6日7月19日の抱腹絶倒のインタビュー記事を読むように>
小泉純一郎に「偏ってるので見たくない」とほめ言葉をもらって
(そもそも、なんらかの偏りの無い「表現」ってあるの?)
(てゆーか、偏った人に偏ったと評されたらそれは中庸ってことじゃん?)
国内ではさらに有名になった映画です。
保守王国(砂上の楼閣という説も)富山県でも、気づいたらファボーレ東宝で上映してたので、友人と行ってきました。

自分の立ち位置を表現するために
ここまで執拗に
たくさんの事実を掘り起こし、つなぎ合わせ、、、すごいね。
ムーアのおかげで伝説となりつつあるフロリダの小学校で、
子どもたちと絵本の「私のペットのヤギ」をブッシュが読むシーンは
いや、視線の泳ぎ具合が、すごかった。
よく見つけたなあー、と。

去年の12月にお会いした作家・辺見庸さんとの会話を思い出しました。
梗塞を起こして入院されたようだけれど、その後回復されているんだろうか。
小説家、あるいはジャーナリストが成せなかったムーブメントを
エンターテイメントの人々が起こした今回の「華氏911」を
病室かどこかでご覧になっただろうか。
そうして、どう思われただろうか。
表現の力を心強く思われたか、あるいはジャーナリズムを心もとなく思われたか。

「華氏911」のような映画に、アメリカという国(国家ではなく、国)の
強さをあらためて知る。
日本だと、(みんなヘナチョコで弱虫で根性なしで度胸のないフヌケ野郎ばっかりなんだから)こうはいかないだろう。
マイケル・ムーアみたいなタフガイ
日本にも、居たらいいな。
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